水木の二次創作を見てる

水木は好き度でいうと普通くらいで、でもすごい二次創作漫画やイラストが流れてくるから見たりする。好きな作家が描いてるから見てるってのもある。絵柄が好きな人だと絵が見れるだけで嬉しいから上手いな~と感心するのだが、最近これ水木か…?という二次創作特有の私の悪い癖がでる。私が二次創作に求めるものは絵の上手さとか話の面白さとかよりも解釈が合うかどうか、厳密には攻め受け平等にこの作者は好きか?というところを見る。これ多分かつてのジャンルで受けが好きな人が圧倒的で攻めの扱いが解釈と合わない人が多かったからだと思う。どんなに人気な、ブクマやフォロワーの多い人でも実際に読んでみると、この人攻めのこと好きじゃなさそう…と感じたらもう一切見ない。その後の新刊が面白そうな話の内容でも、でもこの人根本からスタンスが違うからなと区切っている。私は攻め受け百合BLが好きなのでそれを二次創作にも当てはめがちだ。そんなかんじで好きな二次創作ってかなり限られてくる。また同時に尊厳を尊重してるかという部分もある。BLにしてる時点で…というのはあるが、そこは難しい。自分の性の捌け口としては、まだいいと思う。でも承認欲求を満たそうとしている、とか好きだからというより見てもらえるから描くとかは、その事が透けて見えるとすごく苦手。いいねとかRTが目的の絵。あと最早オリキャラじゃね?という原作のキャラからかけ離れた設定の盛られたもの。原作のキャラクターの皮をかぶっているが、髪はボサボサで背の曲がったにたつくおばさんの顔を想像してしまう。まあ自分のことなんだが……。

水木に関しては特に好きとかは無いんだけど、これエロい水木が描きたいだけじゃね?という違和感を覚えると止まらない。エロい受けを描きたい気持ちは分かる。ただ一回映画を見ただけの自分とは見てるものが違う。熱量の違いからくる幻覚…。なんか違うなーと思ってるけど、それは私がこの人の描いたものの対象じゃないんだ。勝手に覗き見て勝手に悪態ついて勝手に首をかしげてる。暇なやつ、止めちまえ。