ランガスタラム観た

配信されないかなと思ってたら劇場公開したので見に行った。先週だった。

ツイッターがチッティちゃん可愛いねえ言うからどんなに朗らかで明るい子なのかとおもったら、結構怖い男だったよ。前半はなげ~~…まだインターバル…?!だったけど、後半はもうむちゃくちゃ怒涛。ハラハラ怖かったしドキドキもした、これがあれであれがこれで…!という気持ちよさもあった。ラクシュミの扱いが微妙だよね、まあでもインド映画ってそうなのかも、バーフバリ伝説誕生の女の子もそんなかんじだった、ダンスや歌で時間割くわりにエピソードが薄いという。あと5chで見たんだけど歌を別の人があててるのはプロモで売り出したいためとあって、インド映画は広告としての側面が大きいんだなと思った。ジャニーズで売り出したい子が少女漫画原作のヒーローやるみたいなこと?だから後半のチッティが呼ばれた謎のクラブの女の子とか当時売り出したかった制作側のアイドルなんだろうなーて見てた。

先生を轢いたのはプレジデントの罠だ!と思ってたから最後まで見るとただの偶然の事故でそれが面白かった。インドではああいう事故普通なんですか?あの麦畑?金色の草むら怖いよ…、クマールが襲われてチッティに助け求めてるのに聞こえてないチッティがむちゃくちゃ怖かったしもどかしくて感情揺さぶられた。あと息を確認して敵の頭打ちつけるところも過剰防衛で暴力は一番怖いと思った。あれは難聴関係なくね?チッティの警戒心がそうさせたよね。クマール死んでからのチッティが頭冴えすぎ行動力ありすぎ献身的すぎで恐ろしかったな、的確に復讐することに心血を注いでいた、ものすごい集中力と精神力。これはツイッターで見た気がするけどインド映画は復讐と神と母の話がメインテーマとあって、今回は復讐だったわけだね。バーフバリは全部盛りだな。

チッティはさ広告のにこにこ鶏抱っこちゃらりん~で見に行くとショック受けるね。復讐後はもう笑ってそう、真相分かって復讐果たして、ラクシュミはええんかなこれ??てなってる。チャランさんの演技幅はすごいな~と思った。チッティアホアホだなとも思わせるし、サイコパ…とも思ったし、冒頭の自転車漕いでるときの表情は、そういう顔だったのか~と感じられたし。ダンスキレキレだしバービージャンプみたいなこと表情崩さずやってたしな。インドは多言語国家だからダンスで感情を表しているとか聞いたことあるけどそれがインド国内だけでなくグローバルに伝わっているていうのは、すごいことだなあ。

インド映画同日公開だったKGFも見たいんだけど1,2あわせて5時間がキツイんだよな~~。人付き合わせるのも悪いし一日消化してしまうのがなあ。でもツイッターはチッティよりロッキーの方が賑わってるな~。たぶん爽快!豪快!大宴会!て後味なんだろうなKGF。RRRの爆エンタメ力やばかったな。バーフバリ王の凱旋のすごいもの見つけてしまった!という感動も忘れられない。マガディーラはとにかくチャランが美しいプロモ映画。

ランガスタラムという題名の意味を考えるとみんな役割が決まってたということかな…。小さな村の復讐というエンタメ。ドキドキする映画でした。